デザインのいろは | 渋谷美術学院 Shibuya Bijyutsu Gakuin


Vol.1

「デザイン用具」のいろは

まずは、デザインをするための道具について知りましょう。
「いいデザイン」をするためには、道具に対しての正しい知識と理解が必要不可欠です。

デザイン用具

① 不透明水彩絵具(アクリルガッシュ)

初心者の方は24色セットをまず購入すると良いでしょう。メーカーはターナーまたはホルべインがおすすめです。
和シリーズ、ラメ、パール、メタリックなどは受験に不向きですので、不要です。
パステルシリーズ、グレイッシュシリーズ、蛍光色シリーズなどは持っていると表現の幅が増えるので、
必要に応じて徐々にバラで買い足していきましょう。

② 平筆 各種

大中小各サイズを揃えましょう。毛の柔らかいものがおすすめです。アクリルの毛は避けたほうが良いでしょう。
効率よく制作するためには、各サイズ2〜3本ずつ用意し、絵具の色相別に使用する筆を分けることがポイントです。
また、B3画面全面を塗る特大の刷毛(25号程度)のものがあると便利です。

③ 面相筆 各種

イタチ毛など、コシのある毛を使った筆が良いでしょう。
こちらも、各サイズ2〜3本ずつ用意し、色相別に使用する筆を使い分けましょう。

④ 紙パレット

効率よく制作するには、30×40cm程度の大きさのものが便利です。

⑤ 筆拭き用雑巾

⑥ 水差し

絵具に水を混ぜるときに使用します。

⑦ ガラス棒(溝引き棒)

溝引きで直線を描くときに使用します。金属製もあります。

⑧ 直定規

60cm、30cmの2種類を持っておくと良いでしょう。溝引きができる(溝がついているもの)を選びましょう。

⑨ 三角定規 30cm(1組)

⑩ コンパス

製図用の質の良いものを購入したほうが、長く使用できておすすめです。

⑪ 烏口

細く、均一な線を引くための道具です。コンパスに装着し、円または円弧を描くこともできます。

⑫ マスキングテープ

⑬ プラスチック製蓋付き容器

100円ショップなどで購入できます。フィルムケースなどでも良いでしょう。混色した絵具を保存するのに便利です。

⑭ 筆洗バケツ

コンパクトなサイズを選ぶと場所を取らなくて良いでしょう。

⑮ 木製パネル(B3)

  • デザイン用具1
  • デザイン用具2

⑯ 水張り用刷毛

絵具を塗る刷毛との共用は避けましょう。

⑰ 水張りテープ

⑱ スケッチブック、クロッキー帳

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